日立金株が続伸、米社とレアアース合弁検討-需要増に対応

日立金属の株価が続伸。世界有数 のレアアース(希土類)鉱山を持つ米モリコープ社と、米国で希土類の 一種、ネオジムを使った磁石生産の合弁会社設立に向けて検討を開始す ると21日に発表した。ネオジム磁石の生産能力拡大による収益貢献を 見込む買いが先行し、前日比3.2%高の996円まで上げている。

発表資料によると、合弁会社設立により、日立金は米国内で鉱山か らマグネットまでのサプライチェーンを構築、電気自動車や風力発電、 産業用モーター向け磁石の拡大する需要に対応する体制を整える。合弁 会社設立の合意は2011年1-3月期に予定している。

世界のレアアース供給で9割超を占める中国が輸出枠の削減や輸出 関税の税率引き上げに動いている。合弁が軌道に乗れば「中長期的に自 動車や電機メーカーなどからのネオジム磁石需要の増加に対し、原料調 達難により磁石を十分に供給できないリスクが軽減される」とコスモ証 券投資調査部の岩崎彰シニアアナリストは指摘していた。

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