NZ成長率:7-9月はほぼ失速か、地震の影響で-23日発表

ニュージーランド(NZ)の経済 成長は7-9月(第3四半期)にほぼ失速したとみられる。同国を襲 った過去80年で最悪の地震の影響で、住宅と製造業部門が鈍化してい る。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト15人を対象にまとめた 調査の予想中央値によれば、第3四半期の国内総生産(GDP)は前 期比0.1%増加にとどまったもようだ。発表はウェリントン時間23日 午前10時45分(日本時間同6時45分)に行われる予定。4-6月(第 2四半期)は同0.2%増だった。

成長の鈍化は、NZ準備銀行(中央銀行)のボラード総裁が消 費者信頼感を1年5か月ぶり低水準から回復させ、住宅需要を押し上 げるために少なくとも来年第2四半期まで政策金利を据え置くことを 正当化する新たな根拠となる。

ASB銀行のチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏(オーク ランド在勤)は「NZ経済は、われわれが2010年半ばまで期待してい たほどのけん引力を獲得していない」と指摘。「家計部門は極めて 軟調」だとした上で、NZ中銀が来年6月まで利上げを見送る可能性 があるとの見方を示した。

ブルームバーグが今月10日に実施したエコノミスト調査では、 12人中5人がボラード総裁は来年4-6月期まで政策金利であるオ フィシャル・キャッシュ・レートを3%に維持すると予測。3人は次 回の利上げが6月30日よりも後になるとみており、4人が来年1-3 月(第1四半期)の利上げを予想している。

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