英政府:大手4行とのボーナスめぐる協議、クリスマス期間も継続へ

英政府は、ボーナスをめぐって 同国の大手銀行4行と21日に「建設的な」協議を行ったとした上で、 クリスマス期間中も交渉を継続する予定を明らかにした。

HSBCホールディングス、バークレイズ、ロイヤル・バンク・ オブ・スコットランド・グループ(RBS)、ロイズ・バンキング・グ ループと協議した政府は「銀行側は幾つかの提案を交渉のテーブルに 乗せた」と電子メールで配布した資料で説明。「景気回復支援で来年に 政府と金融機関が持続可能な協力関係を構築するため、これらの提案 はクリスマス期間中さらなる議論の対象となるだろう」と表明した。

戦後最大の歳出削減を実施する英政府は、ボーナスを抑制して商 業用融資を拡大するよう銀行に圧力を加えている。英スカイニューズ は、銀行側が2011年に中小企業へ約700億ポンド(約9兆700億円) を融資する意向をオズボーン財務相に伝えたと、情報源を明示せずに 報じた。

ホバン財務政務次官はこの日、欧州連合(EU)の新たな賞与ル ールの「最も厳格な適用」を表明。クレッグ副首相は、金融界を取り 巻く社会が抱く懸念を銀行は認識する必要があると指摘した。

クレッグ副首相はキャメロン首相との共同記者会見で、「銀行が社 会から隔絶しているかのように振る舞うことは認められない」と発言。 「社会は銀行に救いの手を差し伸べたと感じており、銀行も自らの役 割を果たす必要がある」と説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE