米政府純債務:10年は悪化、失業保険などの給付拡大で-財務省

【記者:Rebecca Christie】

12月21日(ブルームバーグ):米政府の2010年の純債務額は13 兆5000億ドル(約1130兆円)と、前年の11兆5000億ドルから悪化 した。米財務省が21日発表した政府資産・負債の年次評価報告書で明 らかにした。

ガイトナー財務長官は声明で、米国が「重大かつ継続的な課題」 に直面していると指摘した。報告書によると、純債務増加は失業保険 や社会保障、高齢者医療保険制度(メディケア)、低所得者向け医療保 険制度(メディケイド)の経費拡大が響いた。

財務長官は報告書で、「短期的に景気回復や雇用拡大を促進する取 り組みと、長期的な財政見通しが示す課題に対処する継続的な努力と のバランスを取る必要がある」と強調した。

政府によると、10年度(2009年10月-10年9月)の財政赤字は 1兆3000億ドルと、前年の1兆4000億ドルから縮小した。

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