短期市場:翌日物0.08%、当座預金22兆円台継続で銀行の調達弱い

短期金融市場の無担保コール翌 日物は誘導目標の「0-0.1%」に対して0.08%で取引されている。 日本銀行の資金供給を受けて当座預金は22兆円台の高水準が維持され ており、資金余剰感から銀行の調達意欲は一段と弱まっている。

短資会社によると、地方銀行の調達は前日より0.5ベーシスポイ ント(bp)低い0.08%から始まり、すでに調達が一巡している。都市 銀行の調達も前日と横ばいの0.08%で推移している。前日の加重平均 金利は0.085%だった。

この日は財政要因と銀行券要因を合計して3000億円程度の資金 不足になるが、日銀の資金供給オペを合わせると、当座預金は1000億 円増の22兆4000億円程度になる見込み。週初に23兆円と3月末以 来の高水準まで増加して以降、高水準が続いている。準備預金(除くゆ うちょ銀)は2000億円減の15兆1000億円程度になる見込み。

日銀が年末に向けて潤沢な資金供給を継続する中、銀行による準 備預金の積みの進ちょく率かい離幅はプラス7%台まで進んでいる。こ の日はあすの祝日を挟んだ2日間の取引となり、日数計算上の積みが進 ちょくするため、銀行の調達は弱まりやすい。

また、レポ(現金担保付債券貸借)取引は、当日物から国庫短期 証券(TB)の発行日にあたる27日受け渡しの翌日物まで、準備預金 の付利金利と同じ0.10%近辺で推移している。前日に実施された年末 越えの全店共通担保オペの平均落札金利が下限0.100%に低下してお り、証券会社の資金手当ては落ち着いた展開が続きそうだ。

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