豪州の洪水で石炭生産に支障-コークス用原料炭、20%高騰との見方も

オーストラリア北東部が記録的な 豪雨と洪水に見舞われ、スイスのエクストラータや英豪系リオ・ティ ントの石炭生産に支障が出ている。さらに複数の暴風雨の襲来が予想 されており、石炭価格は高騰するとの見方が高まっている。豪州は世 界最大の石炭輸出国。

クイーンズランド州のセントラルハイランズ地区協議会の代表ピ ーター・マクガイヤ氏は「雨が全くやまない。来年4-5月まで雨が 降ると予想されている」と語る。同地区にはエクストラータのロール ストン鉱山があるほか、リオのケストレルプロジェクト、豪英系BH Pビリトンのブラックウォーター共同事業が進められている。

豪気象局によると、豪州の春季に当たる9-11月の降雨量は過去 最高水準に達し、クイーンズランド州南東部とニューサウスウェール ズ州東部では来年1-3月の降雨量が平年を上回る確率は60-70%と 予想されている。スイスのUBSの見通しによると、これは鉄鋼原料 のコークス用原料炭の価格が2011年4-6月(第2四半期)に20%上 昇し、1トン当たり250ドルとなる可能性があることを意味する。

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