米国勢調査:2010年の人口は9.7%増の3.08億人

米国勢調査局が21日発表し た2010年国勢調査結果によると、米国の人口は前回調査した2000 年から9.7%増加して3億874万5538人だった。過去10年間、 南部と西部での人口増加ペースがほかの地域を上回った。この結果、 米下院では南部州と西部州で計11議席の純増が見込まれる。

国勢調査によると、増加ペースは1940年以来で最も低い伸び にとどまった。大恐慌以来で最も厳しい今回のリセッション(景気後 退)で、移民の流入が抑制されたのが背景だ。

定数435議席の下院は、多くの議席を人口に基づき配分してい るため、南部と西部が議席を増やすと、北東部と中西部の州はその分 を失うことになる。ニューハンプシャー大学のアンドルー・スミス 教授(政治学)は、議席確保をめぐって「猛烈ないす取りゲームが展 開されるだろう」と述べ、「議員にとっては死活問題だ」と続けた。

人口が最も増えたのはテキサス州、4議席の増加となる。一方、 オハイオ州とニューヨーク州はいずれも2議席を失うことになる。

このほかアリゾナ、フロリダ、ジョージア、ネバダ、サウスカ ロライナ、ユタ、ワシントンの各州で議席が1つ増える。逆に議席を 失うのはオハイオとニューヨーク以外にイリノイ、アイオワ、ルイジ アナ、マサチューセッツ、ミシガン、ミズーリ、ニュージャージー、 ペンシルバニアの各州。

今回の発表分は人口のみ。人種や住宅事情など、より詳細な調 査結果は2月以降に順次発表される。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE