ギリシャ格付け、ジャンク級への引き下げもーフィッチ

格付け会社フィッチ・レーテ ィングスは、ギリシャの財政の持続可能性について見直しを実施し た後、6週間以内に同国の格付けを投資不適格(ジャンク)級に引き 下げる可能性がある。

21日のフィッチ発表によると、見直しでは財政赤字削減に向け たギリシャ政府の措置や経済見通し、緊縮政策を押し進める「同国の 政治的意志と能力」に焦点が絞られる。現在の格付けは投資適格級で 最低の「BBB-」。

フィッチによれば、見直しは来年1月に完了する見通しで、格下 げの「可能性は高まっている」。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダ ード・アンド・プアーズ(S&P)は、いずれもギリシャに投資不適 格級の格付けを付与している。同国は今年、国際金融支援を要請した 初めてのユーロ圏加盟国。

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメン ト・バンクの債券ストラテジー責任者、デービッド・キーブル氏は、 フィッチの動きについて、「ソブリン債の信用の質が重大な懸念となっ ている現在、限界的には周縁国の国債スプレッドを一段と圧迫するこ とになろう」と指摘しながらも、「意外感はほとんどなかった。市場は さらに先を行っている。フィッチはようやく追い付いてきたところだ」 と述べた。

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