英中銀ホールデン氏:「巨大な」世界的不均衡、さらに拡大も

イングランド銀行(英中央銀 行)の金融安定化担当エグゼクティブディレクター、アンドルー・ホ ールデン氏は、「巨大な」世界的不均衡が一段と拡大し、世界の金融 システムにかかる圧力が増す可能性があるとの見解を示した。

ホールデン氏は21日公表された論文で、不均衡の背後にある要 因の査定は、こうした不均衡が「改善される前に一段と悪化する 可能性がある」ことを示唆したと指摘。「実際にそうなれば、世界 的な金融の断層は今後、国際的な金融およびトレーディングのシステ ムに一段の震動を引き起こしかねない。同様の震動は現在起こってい る」と続けた。

ホールデン氏によれば、戦時を除くと、不均衡は過去100年余 りで最も拡大しており、固定為替レートのブレトン・ウッズ時代にみ られた水準の2倍以上という。

同氏は「世界的な不均衡は巨大だ」とし、「将来の国際金融情勢 が劇的に変化する可能性」や資本の流れが「決定的に変化する可能性」 により、世界では「圧力が強まる」恐れがあると指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE