欧州の交通混乱4日目に、寒さと雪がクリスマス直前の大移動を直撃

【記者:Chris Spillane、Cornelius Rahn】

12月21日(ブルームバーグ):クリスマスを目前に控えた欧州 では21日も引き続き空の便が乱れている。交通の混乱は4日目に 入った。ドイツでは大雪のため、フランクフルト国際空港が朝方に 閉鎖された。

欧州3位のフランクフルト国際空港の広報担当者、ユルゲン・ ハラー氏は電話インタビューで、除雪作業のため3本ある滑走路す べてを閉鎖した後、滑走路2本の使用を再開したと述べた。ルフト ハンザ航空によると、同社はフランクフルト着の長距離便の行き先 をミュンヘンに変更するとともに、デュッセルドルフとチューリヒ に追加の大型機を配備した。

ドイツ気象庁によると、この日は同国北部でさらに最大10セ ンチメートルの積雪が見込まれている。ロンドンのヒースロー空港 の稼働率は通常の3分の1に落ち込み、クリスマスに向けた帰郷客 が週末以来、足止めを食っている。氷雪や低気温のため、鉄道や車 による移動も混乱している。

ヒースロー空港を運営するBAAは、2本目の滑走路の閉鎖が この日は当面続くと発表。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) のウェブサイトによると、ヒースロー空港から出発が予定されてい た165便が運休となった。ガトウィック空港は現地時間午前6時に 再開し、600便の発着が見込まれている。

フランスのパリにあるシャルル・ドゴールとオルリの両空港で は現地時間午前7時までに少なくとも28便が運休となった。ユー ロスター・グループによると、ロンドンとパリ、ブリュッセルを結 ぶ高速鉄道はこの日も速度制限が実施され、最大2時間の遅れが出 るという。

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