スカイマーク:4年後に全体で40-50機へ、リースを活用

格安航空のスカイマークの西久保 愼一社長は21日に都内で会見し、「4年後には全体で40-50機の航空 機を持つようになっているだろう」と述べ、その規模の会社が国際線 に参入するのは当然との認識を示した。航空機はリースを活用する考 えを示した。スカイマークは欧エアバスの超大型機A380を導入して 2014年度に国際線事業に本格参入するが、4年後の規模にはA380を 含んでいない。

航空機拡大の資金に関し、西久保社長は新株発行の予定はないと 述べる一方、東証1部への昇格を目指しており、その際にファイナン スの可能性があることを明らかにした。スカイマークは機材を米ボー イング737に統一して現在17機を保有、近々18機となり、さらに発 注済み分を含めると25機になる。

A380による国際線事業は14年度から4年間に6機を導入し、そ の後は機材を増やして計15機体制にする計画。A380については14 年9月の納入予定で、当面はトレーニングに使用するという。一方、 中国、韓国、グアムといった短距離の国際線に関してはA380でなく、 B737を使用する考えを示した。

西久保社長は国際線の就航路線について、ロンドンのほか、ニュ ーヨーク、フランクフルトを検討していることをすでに明らかにして いる。会見では世界主要都市への就航に意欲を示し、ロサンゼルスや シドニー、シンガポールなども対象として挙げた。

スカイマークは1日、日本航空退職者の大量採用を発表。機長・ 副操縦士の運航乗務員で約120人、整備士で約50人、客室乗務員で約 100人(2013年までに計300人程度)と、最終的に約470人の採用を 計画している。西久保社長は会見で、日航から200人を超えるパイロ ットの応募があり、すでに50人近くを採用、さらに150人程度を採用 することを明らかにした。また、整備士は約80人、客室乗務員も国際 線経験者で今年度約100人、その後は不定期に採用して、合計300人 程度にすると語った。

また、西久保社長はA380導入に関し、価格を明らかにできない が、「エアバス側はがんばってくれた」と述べた。スカイマークの国際 線参入が成功すれば、日航や全日本空輸も導入せざると得ないだろう と述べた。さらに、スカイマークが現在、80億円程度のドルをキャッ シュで保有しており、今後もドル買いを進める考えを示した。一方、 1ドル=100円を超える円安になれば、A380の購入計画を「見直さな くてはならない」と語った。

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