印鉄鉱石最大手NMDC:豪州で鉱山買収へ-リオとの提携進展せず

インドの鉄鉱石生産最大手NMD Cは、オーストラリアでの鉱山買収を計画している。インドや国外で 鉱床の共同買収・開発を目指す英豪系リオ・ティントとの提携が行き 詰まっていることが背景にある。

NMDCのラーナ・ソム会長は電話インタビューで、インド国外 では初となる買収は約2カ月内に完了する見通しであることを明らか にした。価格については公表しなかった。リオ・ティントの広報担当 者、ジャーベス・グリーン氏はコメントを控えた。

NMDCは2年前、リオ・ティントとの提携で暫定合意した。ソ ム氏は提携について「相乗効果がないため進展しなかった」と述べた。 インド国内では、極左武装組織のインド共産党毛沢東主義派グループ による暴動が発生したほか、新規鉱山の認可も遅れているため、NM DCは国外に目を向けた。

エーデルワイス・セキュリティーズ(ムンバイ)のアナリスト、 プラサド・バージ氏は「新規鉱山は認可されず、既存の鉱山では毛沢 東主義派グループの武装活動が原因で操業が困難な状況だ。州政府は 新規リース権の認可を鉱山会社より鉄鋼会社に付与する可能性が高い。 それでは、NMDCのような企業はどうすればいいだろうか。国外に 目を向ける」と指摘した。

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