米ブラックロック:日本で個人投資家向けビジネス拡大狙う

世界最大の資産運用会社である米ブ ラックロックは、個人投資家向け投資信託の運用強化など、日本でのリ テール業務を拡大する方針だ。機関投資家向け中心だったビジネスの幅 を広げ、約1440兆円に上る個人金融資産の獲得を狙う。

ブラックロック・ジャパンの広岡敏行マーケティング責任者による と、同社は18日付で仏系大手運用会社アムンディ・ジャパンから浜田 直之氏を取締役投資信託部長に起用した。

ブラックロックは、世界で3兆5000億ドル(約293兆円)の運用 資産を持つ。しかし、投資信託協会によれば日本でのリテール向け投信 の純資産総額は11月時点で1663億円と、野村ホールディングスやフィ デリティなど国内外の金融機関の中で30位前後にとどまる。

広岡氏は浜田氏の採用に関連し、「リテールは日本での中核業務の 一つだ」と強調。その上で「ブラックロックのリテールにおけるプレゼ ンスは機関投資家業務に比べかなり小さい」として、今後法人だけでな く個人向け業務にも注力する考えを示した。

ブラックロックは1988年に日本で業務を開始した。日本での現在 の従業員数は約350人。米国では株式を上場している。

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