ECBリイカネン氏:流動性供給の終了時期は未定-ヘルシンギン紙

欧州中央銀行(ECB)の政 策委員会メンバー、フィンランド中銀のリイカネン総裁は、政策 委は流動性供給を終了する時期について事前の約束はしていない と述べた。フィンランド紙、ヘルシンギン・サノマット(HS) が報じた。

同総裁は21日に掲載された同紙とのインタビューで、「EC B政策委員会は事前の約束はしない。われわれは入手可能な最良 の情報に基づいて全ての決断を下している」と指摘。流動性供給 の終了を「決定する際には状況を見極める」と付け加えた。

ECBは今月2日、市中銀行への無制限流動性供給を来年1 -3月(第1四半期)いっぱい継続し、国債購入も続ける方針を 示した。リイカネン総裁はインタビューで、「継続中」の債券購入 プログラムは金融政策の浸透を確実にするのが狙いであり、この 「一時的な」プログラムにそれ以外の目標はないと付け加えた。

ECBの先週の国債購入額は6億300万ユーロ(約663億円) と、ほぼ2カ月ぶり低水準となった。前週は26億6700万ユーロ だった。リイカネン総裁は、債券購入プログラムによる影響を相 殺するためターム物預金を活用していることを理由に、ECBの 措置は量的緩和に相当しないとの認識を示した。

同総裁はまた、「一部の銀行は資金調達をECBに依存し過ぎ ており、市場での調達が困難になっている」と指摘。ECBは、 そうした銀行を流動性プログラムから自立させるために「必要に 応じた措置を取る」と表明した。

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