来年の米議会、赤字削減を最優先に-ウォーナー上院議員らが目指す

米上院のマーク・ウォーナー議員 (民主、バージニア州)とサクスビー・シャンブリス議員(共和、ジ ョージア州)は、歳出削減や、減税措置と社会保障給付制度の縮小に 向けた提案を通じて米国の債務問題を来年の議会の最優先課題に位置 付けることを目指す。

ウォーナー議員が20日のインタビューで明らかにしたところに よると、同議員とシャンブリス議員は両議員の法案への支持を求めて 過去半年にわたり民主、共和両党の議員25人の説得に取り組んできた。

同法案はオバマ大統領が設置した財政責任・改革国家委員会の共 同議長らがまとめた赤字削減計画に基づいている。ウォーナー議員は 1兆3000億ドル(約109兆円)に上る連邦財政赤字の抑制策の議会審 議を開始させるための取り組みの一環として法案を位置付けており、 「社会保障給付制度や歳入について取り組む必要がある」と指摘した。

シャンブリス議員は記者団へのコメントの中で、「かなり大規模な 包括的法案」を提示することになるとの見通しを示した。

赤字削減計画は増税のほか社会保障制度やメディケア(高齢者医 療保険制度)といったプログラムの縮小を盛り込んでいたが、財政責 任委が同案を議会に送付するために必要な14人の賛成票を確保でき なかった経緯があり、これに基づく両議員の法案が成立する可能性は 低いとみられる。

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