短期市場:翌日物0.08-0.085%、当座預金22兆円台で余剰感強い

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標「0-0.1%」に対して前日とほぼ横ばいの0.08-

0.085%で取引されている。日本銀行の潤沢な資金供給を背景に当座預 金残高が22兆円台の高水準を維持しており、余剰感が強い中で銀行の 調達金利も低位安定している。

短資会社によると、一部の地方銀行は0.085%で調達した後、調 達需要が消えているという。その他の地銀や信託銀行、都市銀行の調 達も0.08%と前日と横ばいで推移している。前日の加重平均金利は

0.086%だった。

また、レポ(現金担保付債券貸借)取引は当日物が0.095-0.10%、 22日受け渡し分の翌日物は0.10%、24日分は0.105%で推移。準備預 金の付利金利0.10%近辺で低位安定している。

この日は財政要因や銀行券要因で9000億円程度の資金不足にな り、当座預金は6000億円減の22兆3000億円程度に減るが、昨年の同 時期を6兆円以上上回る高水準が続く見込み。準備預金(除くゆうち ょ銀)は横ばいの15兆3000億円程度。

年末に向けて日銀が多めの資金供給を実施する中、準備預金の積 みの進ちょく率かい離幅はプラス6%台と序盤から進んでおり、銀行 が調達意欲を弱める要因となっている。

日銀の金融調節姿勢を受けて、市場では年末越えの資金手当てに 安心感が強まっている。国内証券のディーラーは、国庫短期証券(T B)の在庫を抱えやすくなったと言う。前日の全店共通担保オペ8000 億円(12月22日-1月27日)の最低落札金利は前回と同じ下限0.10%、 平均落札金利は0.103%だった。

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