米BOAが蘭エイゴンとCMBS組成で連携-市場回復の兆し鮮明に

米銀最大手のバンク・オブ・アメ リカ(BOA)は、オランダの保険会社エイゴンの不動産ローン債権 をまとめて証券化することに合意した。商業用不動産ローン担保証券 (CMBS)市場の回復が背景。

BOAメリルリンチの20日付の発表資料によると、同社はエイゴ ン傘下のエイゴンUSAリアルティ・アドバイザーズを通じ、CMB Sを組成する。

景気回復で小売業者やオフィスビルのテナントによる賃貸料支払 いに遅れが生じないとの見方が広がる中、米国の商業用不動産ローン を裏付けとするCMBSの発行額は2009年の34億ドルから今年は 110億ドル(約9200億円)を超える水準に増加している。米格付け会 社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによると、商業用不動産 価格は9月に約4.3%上昇した。

格付け会社フィッチ・レーティングスのアナリスト、ダグラス・ メイヤー氏は20日のインタビューで、エイゴンの合意で「CMBS市 場が回復していることが一段と鮮明になった」と指摘。「昨年、CMB S市場は干上がって死に体だった」と語った。

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