ウォール街の報酬は減少へ、収入減と採用増の不運な状況-ショアー氏

ウォール街では2009年の力強 い業績を受けて採用が増えたことから、今年は債券や為替、商品事業 で報酬が減少する公算だと、ノムラ・セキュリティーズ・インターナ ショナルのアナリスト、グレン・ショアー氏が指摘した。これらの市 場が引き続き「低迷」するなか、規制当局が高額ボーナスの監督に焦 点を絞っていることも背景という。

ショアー氏は20日のブルームバーグラジオとのインタビューで、 「業績で収入が減少すれば、その分企業は報酬に厳しくなる」と発言。 「収入と報酬は相関関係にあり、それはウォール街では切っても切れ ない関係にあるが、今年も例外ではない」と述べた。

ショアー氏によると、ウォール街の投資銀行の収入は「実に好調 だった09年」から約20-25%減少。こうした金融機関では給与や報 酬が費用の約70%を占めることから、採用拡大でコストが増大してい る。

同氏は「収入は減少する一方、従業員数は増加するという不運な 状況にある」とし、「費用の管理が困難な1年となっている」と続け た。

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