セントルイス連銀総裁:国債購入額の見直しはあり得る

米セントルイス連銀のブラ ード総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)による国債購入計画の 規模6000億ドル(約50兆円)について、経済成長の度合い次第 で「見直しと変更はあり得る」との見解を示した。

同総裁は20日、米経済専門局CNBCとのインタビューで「会 合ごとにプログラムを調整したいと考えている」と発言。「われわれ は声明で『定期的に見直す』との文言を入れている。私はこれを非常 に真剣にとらえている」と続けた。

また、量的緩和策が「これまでのところそこそこの成功を収めて いる」と述べた。

総裁は「この先、プログラムを見直すことができると考えてい る」とし、「経済情勢を見守るのは政策金利を調整するのと同じだ」 と指摘。政策当局者は経済指標を精査し、「連邦公開市場委員会(F OMC)が正当だと判断した場合には変更することができる」と説明 した。

このほか、量的緩和第2弾の「商品相場への影響について強く懸 念している」と述べた。

ブラード総裁は「私の疑問は、世界的な需給関係以外に、金融政 策が単独で影響を及ぼすかということだ」とし、「そうした兆候はそ れほど強くは見られていないが、私は懸念を抱いており、注視してい きたいと思っている」と語った。

欧州の財政危機については、「非常に深刻」とした上で、「かな り長期間」続く可能性があると指摘。一方で、最近の米経済指標は 2011年の成長に向け「良い兆候」だと述べた。

ブラード総裁は米経済について、「こうした状況を継続できれば、 景気はある程度の勢いがつき、失業を減らすことができる」としなが らも、「プロセスはゆっくりとしたものになる。走り出せるようにな る前に歩く必要がある」と語った。

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