イースターバニーは保護種でない、チョコのトナカイも保護せず-EU

ウサギとネズミ、トナカイは保護 が必要な種ではないと、欧州連合(EU)の裁判所が結論付けた。た だし、チョコレートの商標権をめぐる判断だ。

高級チョコレートメーカー最大手、スイスのリンツ・アンド・シ ュプルングリーとドイツの老舗、オーガスト・ストークはそれぞれ、 イースターバニーやネズミ、トナカイのチョコをめぐり商標権を主張 した裁判で敗れた。

EU一般裁判所は17日、「ウサギやトナカイなどは、復活祭とク リスマスの時期のチョコレートとチョコレート製品の形状として一般 的なものであり、明確な特徴を持ったものではない」と判断した。

リンツ社は2004年以来、バニー(ウサギ)のチョコの形とウサギ やトナカイのチョコを金色の紙で包んで首に赤いリボンを付けたデザ インについて、EU全域での商標権を主張してきた。EUの商標当局 は08年、これらの形はあまりにも一般的だとして商標登録を認めなか った。ストーク社のチョコのネズミの形についての商標権も認められ なかった。

デュッセルドルフの法律事務所テーラー・ウェッシングの商標権 専門家、オラフ・ジラート氏は電話インタビューで、「これで、リンツ 社はEUの商標権を盾に他社がバニーのチョコを作るのを止められな くなった」と述べた。「だからといって全く同じものを各社が作っても よいことになったというわけではない」と付け加えた。

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