中国株(終了):3週ぶり大幅安-利上げ懸念や朝鮮半島情勢の緊迫で

中国株式相場は値下がり。上海総合 指数が約3週間ぶりの下落率を記録した。インフレ抑制のため当局が利上 げする可能性があるとの見方に加え、韓国の射撃訓練に北朝鮮が対抗措置 を取ることへの懸念が背景にある。

銅生産の江西銅業(600362 CH)は0.8%安。中国アルミ(チャル コ、601600 CH)は1.8%安。韓国軍の射撃訓練開始を受けて下げた。 中国最大の証券会社、中信証券(CITIC証券、600030 CH)は2.7% 下げ1カ月ぶり安値。株式相場下落が利益の重しとなるとの懸念が背景。

医薬品メーカーの康美薬業(600518 CH)も下落。政府が医薬品価 格を40%引き下げる可能性があると経済観察報が報じたことに反応した。 中国建設銀行(601939 CH)が1.1%値下がりするなど、銀行株も軟調 だった。

国泰君安先物調査研究所のアソシエートディレクター、吴泱氏は、「朝 鮮半島の緊張は、年末にかけて投資家の悲観的な見方をあおる可能性があ る」と指摘した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は、前週末比40.83ポイント(1.4%)安の2852.92と、 11月30日以来で最大の下落率となった。上海、深セン両証取のA株に 連動するCSI300指数は、同1.5%安の3178.66。

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