【テクニカル分析】NZドル、対円で10月以来の60円半ばへ下落も

外為どっとコム総合研究所の川 畑琢也研究員によると、テクニカル分析の観点から、ニュージーランド (NZ)ドルは対円で約2カ月ぶり安値となる1NZドル=60円台半 ばへ下落する可能性がある。

川畑氏は、NZドルの対円相場について、8月31日の安値(58 円43銭)と10月27日の安値(60円52銭)を結んだ上向きのトレン ドラインを先週下抜けたことで、従来のサポートがレジスタンスに変わ ってきた感があると指摘。NZドルの戻り局面では同ラインが「抵抗に なりそうだ」とし、「短期的には下押し圧力が強まる可能性が出てきて いる」と語った。

NZドルは8月末に約1年1カ月ぶり安値を記録した後、上昇に転 じ、11月には一時、65円台を回復した。しかし、その後はじりじりと 値を切り下げる展開となり、先週後半には62円を割り込んでいる。

川畑氏は、今月入り以降、20日移動平均線も下落が続いており、 「直近では下落スピードが速まっている感じ」と分析。その上で、目先 はボリンジャーバンドの下限を切れるかどうかがポイントになるとし、 下限を下抜けた場合には、60円のミドル、あるいは10月21日の安値 の60円44銭を試しに行くと予想した。

ボリンジャーバンドは移動平均を挟んで上下に標準偏差の線を引い たチャート。一般的に値動きの95%程度が標準偏差の2倍以内に収ま ると言われているが、NZドル・円相場は足元、20日移動平均を基準 とするボリンジャーバンドの下限(61円77銭)近辺にある。

21日午前の外国為替市場ではNZドル・円が62円台前半で推移。 ブルームバーグ・データによると、過去20日間の終値の平均値を表す 移動平均線は現在、62円75銭付近に位置している。

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