田辺三菱薬株3連騰、多発性硬化症薬「ジレニア」の成長期待広がる

田辺三菱製薬株が一時、前週末比

4.7%高の1385円と3連騰。10月15日以来、約2カ月ぶりの高値水 準を回復した。多発性硬化症治療薬「ジレニア」の米国での立ち上が りが予想以上との見方を理由に、バークレイズ・キャピタル証券では 投資判断を引き上げたため、今後の業績貢献を見込む買いが膨らんだ。

同証の関篤史アナリストは17日付の投資家向けリポートで、多発 性硬化症治療薬の「ジレニアの米国初期立ち上がりは予想以上に強い」 と指摘、ジレニアのピーク時の売り上げ予想を17億ドルから45億ド ルへ上方修正した。独自の医師レベルの処方箋データImpactRxによれ ば、「神経科医における新規処方開始(NWRx)シェアは11月時点 で23%となり、非常に強い立ち上がり」だったと受け止めている。

こうした現況を踏まえ、2015年3月期の田辺三菱薬の連結営業利 益予想を従来の755億円から957億円に27%増額した。ロイヤルティ ー率としては10%を適用。投資判断に関しては、「アンダーウエート」 から「中立」に、目標株価は従来の1150円から1300円にそれぞれ引 き上げた。一方、今期(11年3月期)に関しては、営業利益で687億 円と会社側の670億円を上回る水準を見込んでいる。

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