米ヘッジファンドの天然ガス買い越し、4カ月ぶり高水準-相場は下落

ヘッジファンドの米天然ガス相場 上昇を見込む買い越しが4カ月ぶりの高水準に達した。一方、気温上 昇に伴い週間ベースの相場は先週、8月以降で最大の下落率を示した。

米商品先物取引委員会(CFTC)の週間建玉報告によると、ヘ ッジファンドなど大口投機家が保有する相場上昇を見込む買越残高は 14日までの1週間に7%増加し8月以来の高水準に達した。

米東部と中部の気温が低下するとの予報と在庫減少により天然ガ ス相場は8日に4.9%上昇し100万BTU(英国熱量単位)当たり4.606 ドルを付けたが、予報が変わったことから週間では8%下落した。ブ ルームバーグが17日に実施した調査によると、気温上昇で需要が制限 されるため天然ガス相場は今週、再び下落する可能性がある。

米コンサルティング会社ショーク・グループ(ペンシルベニア州) のアナリスト、ハムザ・カーン氏は「寒冷前線が居座ると見込むのは リスクがあった。そう予想していた市場関係者にとっては残念だが、 予想通りにはならなかった」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の天然ガス先物2011年1 月限は17日に4.066ドルまで下げ、週間の下落率は8月27日以降で 最大となった。

ヘッジファンドや商品プール管理業者、商品取引顧問業者(CT A)などを含むマネージドマネーが保有する天然ガスの先物とオプシ ョンの買い越しは14日終了週に7051枚増の10万7618枚となった。

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