アジア株:下落、欧州危機の拡大懸念-朝鮮半島の緊張高まりも嫌気

20日のアジア株式相場は下落。 欧州債務危機が拡大するとの懸念が強まったことや、北朝鮮が報復す る恐れのある砲撃訓練を韓国が実施したことに反応した。

時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスが安い。 売上高の23%を欧州で稼ぐリコーも売られた。一方で、オーストラリ ア3位の石油・ガス生産会社サントスは上昇。豪州の天然ガス開発事 業の権益売却で合意した。

RBCインベストメント(アジア)のアジア株運用責任者、武田 洋二氏(香港在勤)は「欧州の債務問題は引き続き、リスク選好に影 響する」と指摘。「さらに朝鮮半島問題も、戦闘状態に発展する可能性 は低いものの、緊張の高まりは若干の懸念材料だ。ただ、アジア地域 の力強い経済成長を考慮すれば、アジア株には依然として魅力がある」 と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時25分現在、前週 末比0.4%安の133.03。指数構成銘柄のうち、値上がりと値下がり の割合は約1対2。同指数は14日に約2年半ぶりの日中高値を付け ていた。

韓国総合株価指数の終値は前週末比0.3%安。一時は同1.5% 安まで下落した。日経平均株価の終値は同87円42銭(0.9%)安の 1万216円41銭。

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