ホンダ:実証実験EV電池は東芝、PHVはブルーエナジー

自動車メーカー国内2位のホンダ は20日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV) などの実証実験の計画を発表した。実証実験車に搭載するリチウムイ オン電池は、EVが東芝製、乗用車「インスパイア」をベースにした PHVが合弁電池会社ブルーエナジー製。

実証実験のEVは航続距離が160キロメートル以上、PHVはE V走行で15-25キロメートル。この実証実験は、日米に加えて中国で も検討している。

ホンダの伊東孝紳社長は同日の発表会見に際して、ブルーエナジ ーの電池について「ハイブリッド中心に考えている」と述べた。本田 技術研究所社長の川鍋智彦常務は、コスト問題から、ブルーエナジー の電池を「他社へも販売したい」と語った。

一方、合弁会社の株式を売却するインドについて、伊東社長は現 地の100%子会社ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディ アプライベート(HMSI)を拡大していく考えを示した。ホンダは 16日、インドの合弁会社ヒーローホンダの全株式26%をヒーロー・グ ループに売却すると発表した。

ヒーローは今後、海外展開や独自ブランド開発を進める計画だ。 当面はホンダと合同ブランドを使い、その後の新型モデルはライセン ス契約で販売する。ヒーローの社名は変更、ブランド名は今後随時切 り替える。

ホンダは自社開発の二輪車に関するライセンス契約を結び、ヒー ローが現在の商品の製造・販売・サービスを継続できるようにする。 伊東社長は「2014年まではブランド使ってもらうが、その後は開発技 術提供も徐々に減るのでは」との見通しを示し、詳細は交渉中と述べ た。

日本自動車工業会(自工会)が17日に発表した来年の国内需要予 想について、伊東社長は、ほぼ同レベルでみていることを明らかにし、 「順調な市場ではない」と語った。

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