英ベーカー・スチール:金ファンドの新規設定を計画-来年も上昇予想

ロンドンを拠点に約17億ド ル(約1400億円)を運用するベーカー・スチール・キャピタル・ マネジャーズは、新たに金ファンドの設定を計画しており、金相場が 来年も過去最高値を更新すると予想している。

ベーカー・スチールのマネジングパートナー、デービッド・ベー カー氏はインタビューで、このファンドは金現物や世界の産金会社の 株式を保有することを明らかにした。同氏は主に欧州の投資家から最 大2億ドルの調達を目指しており、来年1-3月(第1四半期)にフ ァンドのための資産購入を開始する可能性がある。

金相場が高騰し、カナダのグレート・ベイスン・ゴールドやネブ サン・リソーシズの株価も上昇したことから、ベーカー・スチールが 現在運用している「ベーカー・スチール・ゴールド・ファンド」のリ ターン(投資収益率)は1-11月に44%上昇した。冶金(やきん) 家のベーカー氏は、鉱山会社にとって新規鉱床の発見が困難な状況で、 アジアの中央銀行が金準備を拡大しているため金相場は上昇すると予 想している。

ベーカー氏(シドニー在勤)は「金相場はバブル状態ではない」 と指摘。「供給を伸ばすのに十分な量の鉱床が発見されていない。さ らに遠隔地のプロジェクトやリスクの高い第三世界の国々で開発する 必要がある」との見方を示した。同氏はベーカー・スチールを2001 年に創業した。

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