アルセロール:加バフィンランド買収価格を4.92億加ドルに引き上げ

世界最大の鉄鋼メーカー、アル セロール・ミタルは、カナダの資源会社バフィンランド・アイアン・ マインズに対する買収提示価格を1株当たり1.25加ドルに引き上げ、 それをバフィンランドの取締役会が支持したことを明らかにした。

バフィンランドのダニエラ・ディミトロフ副会長は電子メールで、 アルセロールがバフィンランドの全株と2007年のワラント全てを総 額4億9200万加ドル(約408億円)で買収する案を提示したと指摘。 アルセロールの18日の発表資料によれば、買収総額は当初案より 14%高く、公開買付の期限はトロント時間12月29日午後11時59 分(日本時間30日午後1時59分)に延期された。バフィンランドに よると、ワラント(新株購入権)の保有者は1ワラントにつき0.10 加ドルを受け取る。

アルセロールは、公開買付成立の最低条件を普通株50%プラス普 通株1株に引き下げられたとしている。これまで買い付けに応じたの は約25%。

アルセロールは中国からの需要で鉄鉱石やコークス用炭の価格が 急上昇したのを受けて、原材料の自社調達率の向上を目指している。 同社は9月、鉄鉱石生産拡大に向け40億米ドル(約3360億円)を 投資する計画を明らかにしており、2015年までに生産量を6000万ト ンから1億トンに引き上げる方針。

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