独仏英など5カ国首脳、EUの支出抑制を要請-欧州委員長に書簡

【記者:Francois de Beaupuy】

12月18日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相、フランス のサルコジ大統領、英国のキャメロン首相らは、欧州連合(EU)の 行政執行機関である欧州委員会に対し、債務水準の高い加盟国が財政 赤字の削減を求める市場の圧力にさらされる中で、欧州委も支出を抑 制するよう求めた。

オランダのルッテ首相、フィンランドのキビニエミ首相を加えた 5カ国首脳は、欧州委のバローゾ委員長への書簡で、「EUの公共支出 も、公共支出抑制に向けた加盟国の多大な努力と無縁ではあり得ない」 と訴えた。

首脳らはその上で、「従って、2011年のEU支出の年間の伸びを 抑制する措置を徐々に強化すべきだ」と指摘。今後数年間については 「歳出の伸びがせいぜい、インフレ率を上回らないようにする必要が ある」と強調した。書簡は18日に公表された。

欧州各国政府は、金融危機やそれに伴う景気刺激策で膨らんだ財 政赤字を抑えるため、支出抑制を強いられている。また、ギリシャや アイルランドの救済を余儀なくされる中で、借り入れコストの上昇に も直面している。

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