米2・10年債スプレッド、2月以降で最大-減税延長で赤字増との観測

米国債市場では、ブッシュ減税の 延長が成長加速と財政赤字拡大につながるとの観測を背景に、2年債 と10年債のスプレッド(利回り格差)が2月以降で最大となった。

11月の米小売売上高が市場予想を上回る伸びを示し、米連邦準備 制度理事会(FRB)が景気回復は持続しているとの認識を明らかに したことを受け、10年債利回りは13-17日の週に7カ月ぶりの高水 準となった。22日に発表される第3四半期(7-9月)の米実質国内 総生産(GDP)確定値は上方修正が予想されている。

プライマリーディーラーの1社であるキャンター・フィッツジェ ラルドの金利責任者、ブライアン・エドモンズ氏は、「市場は売りにさ らされるだろう」と指摘。「減税延長が米国債に良い結果をもたらすと は考えにくい。このままではだめだ」と語った。

ブルームバーグのデータによると、2年債と10年債のスプレッド は3週連続で拡大。17日は272ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)と、10日の268bpから広がった。15日には2月23日以降 で最大の289bpを付けた。

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