マドフ詐欺事件被害者に72億ドル返還へ-故ピカワー氏の妻が合意

バーナード・マドフ受刑囚の巨額 詐欺事件をめぐり、同受刑因が組織したねずみ講に投資した故ジェフ リー・ピカワー氏の管財人は、事件の被害者に72億ドル(約6000億 円)を返還することに合意した。

バーナード・L・マドフ・インベストメント・セキュリティーズ の清算手続きを進める管財人のアービング・ピカード氏は、投資元金 を上回る72億ドルを引き出したとしてピカワー氏を昨年5月に提訴し たが、同氏は同年10月に67歳で死去。ピカード氏と同詐欺事件を調 査する連邦地検のプリート・バララ検事正は17日、故ピカワー氏の妻 バーバラさんと和解に達したと発表した。

ピカード氏は、マドフ受刑因による米史上最大のねずみ講事件で 投資家は200億ドルの元本を失ったと説明。マドフ受刑因が逮捕され た2008年12月当時の口座明細書には650億ドルの残高が示されてい た。ピカード氏は500億ドルの返還を求めて数百件もの訴訟を起こし ており、これで計98億ドルを回収することになる。

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