英中銀:CoCo転換の銀行への指示、監督当局が権限求める可能性

金融監督当局は、危機の際に銀行 の偶発転換社債(通称CoCo)の転換を指示できるよう主張する可 能性がある。イングランド銀行(英中央銀行)が17日指摘したもの で、債権者が損失を負担することを確実にする狙いがある。

イングランド銀は金融安定報告書で、大手銀行が2種類のCoC oを発行する必要があるだろうと指摘。1つ目の「予防的」なCoC oは、銀行の脆弱(ぜいじゃく)性が透明性のある評価基準で示され た初期の段階で転換される。

2つ目のCoCoは、当局がその銀行の存続が不可能だと判断し た場合に転換され、債券保有者が経営破たんに伴う損失を負担するこ とを確実にする必要があるとしている。

国際的な監督当局は銀行に、危機の際に株主資本に転換して損失 の吸収に回すことができるCoCoを発行するよう求めている。株式 と債券の要素を併せ持つ既存のハイブリッド証券では、2年前の金融 危機で損失を十分吸収できず、公的資金の投入を余儀なくされたため だ。

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