人民元の利用拡大、香港の不動産・株式の値上がり要因に-CLSA

中国人民元の国際的な利用拡大が、 香港の不動産相場と株価の上昇につながる公算があるとの見方を、C LSAの中国・香港戦略責任者のフランシス・チョン氏が示した。元 建て預金が両市場に「流れる」ことを理由に挙げた。

チョン氏は17日の電話会議で、「資産価格への圧力が高まってい る。始まりにすぎない」と述べ、香港は元預金を吸収するためにより 多くの投資商品を早急に開発する必要があると続けた。

香港当局は、2009年初めから住宅価格が50%余り上昇したことを 受け、不動産バブルのリスク抑制に向けて税金や住宅ローン頭金要件 などで対策を講じている。チョン氏によると、元増加や米国の量的緩 和、不動産物件の不足が資産価格の上昇につながる可能性がある。

香港の元建て預金高は10月に過去最大の伸びを記録した。元建て による貿易決済の急増に加え、元の一段高を見込んだ預金が増えたこ とが背景にある。

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