栄研化株が一段高、米3Mに遺伝子増幅技術を供与-収益寄与見込む

臨床検査薬大手の栄研化学株が午 後の取引で一段高、一時前日比2.9%高の918円まであった。同社が 開発した遺伝子増幅法「LAMP法」について、米化学品メーカー大 手の3Mに同実施権を供与すると発表、将来的な収益寄与を見込む買 いが優勢になった。

きょう午前11時に発表したニュースリリースによると、今回のラ イセンス契約に伴い、3MはLAMP法を利用した遺伝子検査試薬の 開発に取り組む。栄研化広報担当の渡辺裕之氏は、契約の詳細や契約 一時金の具体額などは公表できないというが、「開示義務が発生するよ うな金額ではない」と説明した。

遺伝子検査試薬分野でLAMP法の実施権が付与されたのは、伊 ディアソリン、米メリディアンに続き、3Mが3社目。渡辺氏は「遺 伝子検査や臨床診断分野でのグローバル開発を進め、新機器の開発・ 製造などで連携するためにも、ライセンスビジネスは積極的に展開し ていきたい」と話している。

栄研化の今期(2011年3月期)連結業績計画は、売上高が前期比

0.9%増の271億円、純利益が同3%増の12億5000万円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE