米PIMCO:BOAなど米銀行債を引き続き有望視-景気加速が支え

債券ファンド最大手、米パシフィ ック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が、米銀行債の 強気見通しを示した。経済成長が加速する見込みの中、来年も今年に続 いて好調なリターンを維持するとみている。

2011年の債券市場の「2つのスター銘柄」は、バンク・オブ・ア メリカ(BOA)とシティグループになると、PIMCOの社債ポート フォリオのグローバル責任者マーク・キーセル氏は指摘する。2行は、 社債が購入可能な「世界のどの銀行」と比較しても魅力があるという。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数データに よると、米銀行債の今年これまでのリターンは7.62%と、投資適格級 企業の社債(同7.95%)を下回っている。PIMCOは先週、米成長 率見通しを上方修正した。キーセル氏は、オバマ大統領の減税延長合意 に伴い景気回復が進むことで、銀行など米企業の発行体は恩恵を受ける とみている。

キーセル氏は、減税延長合意が「成長見通しの上方修正につなが った」と説明。「オバマ大統領は中道寄りの政策に前向きな姿勢を示し ている。これは総合的にみてビジネスに若干プラスに働く」との見通し を示した。

時価総額で米銀最大手のBOAは16日、15億ドル(約1300億円) 規模の起債を実施した。同行の起債は、投資家による不良住宅ローン債 権の買い戻し請求が始まって以降初めてだった。ブルームバーグのデー タが示した。

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