富士通:ボーイングと開発、航空機の整備情報管理システム

富士通は17日、米航空機メーカー のボーイングと航空機の整備業務を効率的に行う情報システムを共同 で開発すると発表した。エンジンやブレーキなどの機体部品にICタグ を付けて整備履歴や部品交換の時期、在庫状況などを把握する仕組み。 整備コストの削減を進めたい航空会社に売り込む。

富士通広報担当の花里菊哉氏によると、ICタグによる整備情報管 理システムは業界初。大手航空会社の整備コストは部品だけで年500億 -1000億円、試算ではシステム導入で整備コストを最大15%削減でき るという。両社は4年間で約10社の受注を目指しており、富士通とし て200億円の売上高を見込む。2012年からボーイングが世界の航空会社 に販売する。

航空会社は旅客数の伸び悩みや価格競争で経営の効率化を迫られ ている。このため経費削減を図りたい航空会社の需要が取り込めると判 断、業界の標準システムとしての普及を目指す。欧州航空機メーカー、 エアバスの機体を導入している航空会社にもシステムの採用を働きか ける。

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