イングランド銀:英国の金融安定性、欧州のリスクに脆弱-報告書

イングランド銀行(英中央銀行) は、英国の銀行が資本増強を図り、金融システムが強化された後でも、 国内金融の安定性は引き続き欧州ソブリン債危機に対して脆弱(ぜい じゃく)だとの見解を示した。

英中銀は17日公表した金融安定報告書で、「こうした環境下で、 過去1年間に英国の銀行の回復力が向上したことは重要」と指摘する 一方、「欧州金融システムとの結合性に加え、世界の資本市場において 欧州金融システムの安定が重要であること踏まえると、英国はわずか な部分でしか遮断されていない」と解説した。

報告書では、ソブリン債の保有に伴う英銀の潜在的な損失は、高 債務国へのエクスポージャーが「比較的少ない」ため管理可能だろう とする一方、成長鈍化で投資家の懸念が広がれば、こうした国々の企 業や家計への融資で損失が増えかねないと記した。

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