日銀:9月末の家計金融資産は1442兆円、前年比0.3%増

【記者:日高正裕】

12月17日(ブルームバーグ):日銀が17日発表した今年7-9月 の資金循環勘定(速報)によると、9月末の家計の金融資産残高は1441 兆7865億円と、前年同時期に比べ0.3%増加した。四半期ベースで4 期連続の増加。株価の下落で家計が保有する株式や投資信託の時価は 減少したが、現金・預金の増加が全体を押し上げた。

9月末のTOPIXは829.51と、1年前の水準(909.84)を8.8% 下回った。株価の値下がりを受けて、家計が9月末時点で保有する株 式・出資金は92兆7267億円と1年前に比べて4.6%減少。投信は50 兆4856億円と同2.3%減少した。一方、家計が保有する現金・預金は 799兆8844億円と、1年前に比べて1.2%増加した。

現金・預金は家計の金融資産全体の55.5%を占めている。日銀調 査統計局の小早川周司経済統計課長は現金・預金の増加について「家 計の安全資産志向の根強さが感じられる」としている。

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