11月の英消費者信頼感指数:1年8カ月ぶり低水準-ネーションワイド

英国の11月の消費者信頼感は 1年8カ月ぶり低水準に落ち込んだ。政府の予算削減を前に国民 の来年への見通しが暗くなっているためだ。英住宅金融会社ネー ションワイド・ビルディング・ソサエティーが指摘した。

電子メールで17日に配布された資料によると、11月の消費者 信頼感指数は45と、前月比7ポイント低下した。これは昨年3月 以来の低水準で、低下は3カ月連続。向こう半年の景気見通しを 示す指数は9ポイント低下して61と、これも1年8カ月ぶりの低 い水準となった。同指数は10月18日から11月21日にかけて1000 人を対象に実施した調査に基づいて算出された。

景気の現状に対する見方を反映する現況指数は5ポイント低 下の21。消費意欲を示す消費指数は13ポイント落ち込み79とな った。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、マーティン・ガー バウワー氏は発表資料で、「昨年半ばから今年1-3月(第1四半 期)にかけての信頼感の力強い上昇は、いまやほぼ完全に逆転し た」と指摘。「消費者が先行き見通しについて一段と慎重になって いることが信頼感低下の主因だ」と分析した。その上で、労働市 場の改善は景気全体の回復に遅れて表れるため「信頼感低下は景 気回復の初期段階においては珍しいことではない」と説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE