オラクル9-11月期:予想上回る利益-データベース好調

米ソフトウエア2位、オラクル の9-11月(第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。 データベースの売り上げに加え、コンピューターのハードウエアに事業 を拡大したことが寄与した。株価は時間外取引で上昇した。

16日の発表によると、買収関連や他の一部経費を除く1株利益は 51セント(約43円)となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト 予想平均46セントを上回った。

ラリー・エリソン最高経営責任者(CEO)はソフトウエア事業を 補完するため、ハードウエア事業の拡充を進めており、今年買収した米 サーバーメーカーのサン・マイクロシステムズが2011年度の営業利益 を15億ドル押し上げるとの見通しも維持している。こうした状況を受 け、オラクルは05年初め以降400億ドル余りを投じて買収した事業を 統合できないとの懸念が後退していると、ウェルズ・ファーゴ・セキュ リティーズのアナリスト、ジェイソン・メイナード氏は指摘する。

同氏は「数年前は、人々はこうした戦略を信用していなかった」と し、「懐疑的な見方が多かったが、人々の見方が変わった」と述べた。

オラクルの株価は時間外取引で一時3.5%高の31.34ドル。通常 取引終値は前日比22セント安の30.27ドルだった。年初来では23% 上昇している。

9-11月の売上高は、買収企業からの繰り延べ分を含む、「一般 に認められた会計原則(GAAP)」には従わないベースで86億 5000万ドルに増加した。

将来の売上高の目安となる新規ソフトウエア・ライセンス収入は前 年同期比21%増の20億ドルだった。メイナード氏は18億5000万ド ルを見込んでいた。

数カ月以内に同社は、「フュージョン」と呼ばれるプロジェクトで 開発した業務用ソフトの新製品を投入する。

同社は1株当たり5セントの配当を実施することも明らかにした。 来年1月19日時点での株主が対象で、支払日は2月9日となる。

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