ミクシィ社長:「居心地のよさ」で共存-世界最大手フェースブックと

ソーシャル・ネットワーキング・サ ービス(SNS)国内最大手ミクシィの笠原健治社長は、日本進出を加 速させているSNS世界最大手の米フェースブックとの共存は可能と の認識を示した。ユーザーが求めるサービスのタイプが違うことで、住 み分け余地があるという。15日のブルームバーグ・ニュースとのインタ ビューで語った。

笠原氏は5億人以上の登録者を抱えるフェースブックは「海外と のつながりが強い。プライベートというよりはオープンで、各地域の特 性を反映して運営されているサービスではないと思う」と指摘。「プラ イベートのつながりを重視し、かつ日本人同士が使いやすい」のが特徴 のミクシィとはタイプが違うと強調した。10月末のミクシィ登録者は 2190万人。

同社長はさらに、ミクシィ利用者の意識調査の結果を説明する形で 「ユーザーは思っていた以上に、限定的でリビングにいるような、居心 地よい空間を求めている」と強調。こうした利点を今後も重視してサー ビスを展開する意向を示した。

ミクシィ広報担当の徳田匡志氏は自社サービスの特長を、個人サイ トで写真や日記を掲載した際、公開する対象を①友人として登録してい る人②友人の友人③特定の登録者④全体-と「きめ細かく分けられる」 配慮をしている、と説明。友人の住所が不明でも年賀状を送れるサービ スも、開始2年目の今年の正月向けで約100万枚に達した。

笠原社長は、インドではフェースブックが最大のシェアを握ったが 「ローカルのSNSも伸び続けている。利用が二分化され、共存してい る感じだと思う」と述べた。また、ミニブログ「ツイッター」の利用者 が日本でも急増する中でミクシィ利用者は増え続けている点をとらえ 「ツイッターとは確実に住み分けができている」と語った。

米アマゾン・ドット・コム傘下の調査会社アレクサ・インターネッ トによる日本の有名サイトランキングによると、ミクシィが12位なの に対し、フェースブックは18位となっている。

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