ルービニ教授:スペインの銀行で取り付け騒ぎも-支援拡大なければ

米ニューヨーク大学のヌリエ ル・ルービニ教授は、スペインの財政問題について、追加的な支援がな ければ、解消するよりも重大な局面を迎える可能性の方が高いとの見方 を示した。

ルービニ教授は16日、ブルームバーグテレビジョンの番組「サー ベイランス・ミッドデー」のトム・キーン司会者とのインタビューで 「スペインは大き過ぎてつぶせないが、同時に大き過ぎて救えない側面 もある」と指摘。現在の救済資金の規模は「スペインで銀行の取り付け 騒ぎや同国からの急激な資金引き揚げがあった場合」に、それを支える には小さ過ぎるとの見方を示した。

16、17日には欧州連合(EU)首脳会議が開かれる。ギリシャと アイルランドを救済措置受け入れの事態に追い込んだ債務危機への対処 方法をめぐっては、加盟各国の意見が分かれている。

ルービニ教授は「EU首脳が、公的な救済基金の規模拡大を決め ない限り」、スペイン国債利回りのドイツ国債に対する上乗せ幅(スプ レッド)は今後数週間、さらに拡大することになるとの見通しを示した。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、 スペインの債務格付け「Aa1」を引き下げ方向で見直すと発表した。

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