ルービニ教授:FRBの追加資産購入、政治的圧力が妨げとなる恐れ

米ニューヨーク大学のヌリエル・ ルービニ教授は16日、米連邦準備制度理事会(FRB)が政治的反対 に遭い、追加的な金融刺激策に踏み切れない恐れがあるとの見方を示 した。

ルービニ教授はブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイラ ンス・ミッドデー」のトム・キーン司会者とのインタビューで、2011 年は失業率が9%を上回る一方、成長率は3%未満にとどまり、金融 当局によるさらなる資産購入が必要になることが予想されると語った。

FRBは先月、量的緩和第2弾(QE2)として、来年6月まで に6000億ドル(約50兆4000億円)規模の資産購入を行う計画を発表 した。ルービニ教授は、FRBを監視する下院小委員会の委員長に来 年就任するロン・ポール議員(共和、テキサス州)や連邦公開市場委 員会(FOMC)で新たに投票権を持つメンバーはそのような行動に 反対するだろうと指摘。「米国はQE3が必要になるかもしれないが、 成長率がトレンドを下回り、インフレ率がなお低水準ないし低下傾向 にあっても、議会からの政治的圧力とFOMC内部の力学がそれを許 さない可能性がある」と述べた。

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