米住宅着工:11月は3カ月ぶり増加-許可件数は減少

米住宅着工件数は11月、3 カ月ぶりに増加に転じた。一方、先行指標となる建設許可件数は記録 的な低水準に接近。住宅市場の先行きはなお不透明な状態が続いてい る。

米商務省が発表した11月の住宅着工件数(季節調整済み、年率 換算、以下同じ)は前月比3.9%増の55万5000戸となった。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は55 万戸だった。前月は53万4000戸と、速報値の51万9000戸か ら上方修正された。

11月は一戸建ての住宅着工が前月比6.9%増の46万5000 戸と、4月以来の高水準。一方で集合住宅は9.1%減の9万戸と、 3カ月連続で減少し、6月以来の低水準となった。

先行指標となる11月の住宅着工許可件数は4%減の53万件と、 2009年4月以来の低水準。市場予想の中央値は56万件への増加だ った。内訳は一戸建てが3%増。集合住宅は23%の大幅減となった。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、アーロ ン・スミス氏は「住宅市場はぬかるみにはまって動けない状況が続い ている」と指摘。「建設業者は様子見姿勢だ。差し押さえは依然問題 であり、また住宅ローン金利が最近再び上昇していることが、市場の 深刻な脅威となっている」と分析した。

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