政府:歳出71兆円、国債発行44兆円枠を堅持-予算方針

政府は16日夕の臨時閣議で、2011 年度予算編成の基本方針を決定した。それによると、「成長と雇用」を 最大のテーマとして位置付けるとともに、市場の信認を得るため、「財 政運営戦略」と「中期財政フレーム」に示された歳出71兆円と新規国 債発行44兆の枠の堅持をあらためて明記した。

方針は「景気は足踏み状態にあり、雇用情勢も厳しい。デフレが 続いており、円高、世界経済の動向や景気の下押しリスクの要因もあ る」と指摘。その上で、「今後需要が拡大していく分野を中心に、雇用 を増やし、経済成長の要としていく政策に重点を置き、景気回復とデ フレ脱却への道筋を確かなものにする」としている。

また、来年度新規国債額については過去最高となった今年度当初 の約44兆円を「上回らないよう、全力をあげる」と強調。歳出につい ても今年度当初の水準の約71兆円を上回らないものとするとした上 で、民主党のマニフェスト(政権公約)関連施策も含めて「要求全体 の更なる精査・削減と併せて検討する」とした。

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