海外勢は6週連続買い越し、買越額は1050億円-12月2週日本株

12月第2週(6-10日)の日本 株市場では海外投資家が6週連続で買い越した。日本株の出遅れ感が強 まる中、海外投資家を中心とした投資資金が流れ込み、11月以降の日 本株相場の上昇のけん引役となっている。

東京証券取引所が16日発表した同週の投資部門別売買動向による と、東京・大阪・名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は1050 億円買い越した。11月第1週以降の6週間の累計買越額は6592億円と なり、日本株を押し上げる原動力となった。

日経平均はちょうど海外投資家が買い越しに転じた11月第1週か ら一本調子で上昇。12月第2週末までで6週連続高となり、1009円、 率にして11%上昇した。中央証券の大越秀行株式部長は、「日本株は 出遅れていたため、日本株をアンダーウエートにしていた投資家がポジ ションを調整したようだ。巻き戻しを含めた買いが入っている」と話し ていた。

米BOAメリルリンチのファンドマネジャー12月調査によると、 外国人の日本株のポジション(オーバーウエートからアンダーウエート を引く)はマイナス13%と、11月のマイナス29%から大幅に改善した。 最もオーバーウエートしたい市場は依然として新興市場だが、37%から 31%と人気は低下しており、新興国株から日本株への資金シフトを裏付 けた。

このほかの買い主体は、その他法人(362億円)が5週連続、信託 銀行(184億円)は3週ぶりに買い越した。

個人は6週連続の売り越し

半面、個人投資家(1767億円)が6週連続、投資信託(444億円) が3週連続、事業法人(1億円)が4週ぶり、生保・損保(550億円) が6週連続、都銀・地銀等(150億円)が7週連続、その他金融(142 億円)が10週連続で売り越した。

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