中国を格上げ「AA-」に、外貨準備や財政が強み-S&P

格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は16日、中国の債務格付けを「AA-」に 引き上げた。外貨準備の規模の大きさと財政の強さが理由。

発表資料によると、中国の長期格付けは「A+」から1段階引き 上げられ、最上級から4番目となった。これに伴い、香港の格付けも 「AAA」に引き上げられた。見通しはいずれも「ステーブル(安定 的)」。

S&Pは、中国で長期にわたる景気減速が起こった場合に同国の 銀行システムに発生し得る負担は「相当大きい」ものの、中国の財務 力はこれを上回ると分析。中国は経済大国中で最速の成長を誇り世界 最大規模の外貨準備を持つ。

S&Pは発表文で、「構造改革が、平均所得水準を大幅に引き上 げるような持続的な経済成長につながれば、再度の格上げもある」と している。「一方で、改革の取り組みが弱まり、同時に経済活動が顕 著に減速し銀行セクターの信用状況が現在の当社の予想よりも悪化し た場合は、格下げもあり得る」という。

中国の短期格付け「A-1+」は据え置いた。ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスは11月11日に中国の格付けを引き上げてい た。

--Paul Panckhurst. Editors: Paul Panckhurst, Chris Anstey.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事についての記者への問い合わせ先: Paul Panckhurst in Beijing at +86-10-6649-7574 or ppanckhurst@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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