米スティール:サッポロH株ほぼ売却、投資6年半で撤退

米系投資ファンドのスティール・ パートナーズは、保有していたサッポロホールディングス株式をほぼ手 放した。投資開始から6年半で撤退したことになる。

スティールが関東財務局に16日提出した大量保有報告書によると、 サッポロHの保有比率は前回開示した7.88%から0.15%(60万株)に 減った。サッポロ株が300円台だった2004年半ばから投資を開始した スティールは最大で20%弱までサッポロ株を保有した。その後、本格的 な売却に転じて5.5%分を手放したことを10月に開示、9日にも5.3% 分を売却していたことを明らかにした。

スティール広報代理人プラップ・ジャパンの松岡雅子氏は、サッポ ロH株売却について「個別銘柄の売買に関してはコメントできない」と 述べた。サッポロH広報担当の小川克人氏は「変更報告書が提出されて ことは確認した。特定の株主による株式売買にはコメントを控えたい」 と述べた。サッポロHとしては今後も経営計画達成と企業価値の向上に 取り組む点を強調した。

サッポロH株の終値は前日比20円(5.5%)高の384円。取引時間 中からスティールが保有株を減らしたのではないかという観測が出て、 買い進められていた。過去もスティール売却が明らかになった翌営業日 には、経営への不安要素が後退したといった見方から上昇しており、こ の日の終値は10月6日以来の高値になる。

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