インド中銀:政策金利据え置き-流動性対策で国債購入へ

インド準備銀行(RBI、 中央銀行)は16日の金融政策決定会合で、政策金利を据え置くこ とを決めた。RBIは今年に入り、6回の利上げを実施していた。

スバラオ総裁率いるRBIは、政策金利であるレポ金利とリ バースレポ金利をそれぞれ6.25%、5.25%で据え置くと発表。 ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト23人を対象にした調査 とも一致した。うち11人は来年1月25日会合での利上げを見込 んでいる。

スバラオ総裁は、過去最大となった1兆1000億ルピー(約2 兆円)規模の今年の株式公開をきっかけとする資本不足への対応で 金利を据え置いた。

レリゲア・キャピタル・マーケッツ(ムンバイ)のチーフエ コノミスト、ジェイ・シャンカー氏は、「RBIの現時点での主な 懸念は逼迫(ひっぱく)した流動性状況に取り組むことだ」と発言。 その上で、「高まりつつあるインフレ圧力を抑えるため、来年1月 にも利上げを再開する公算は大きい」と予想した。

RBIは同日、最大4800億ルピーの国債を購入する計画を発 表した。来月の公開市場操作を通じて市中銀行に流動性を注入する。 RBIはまた、市中銀行に義務付けている法定流動性比率を現行の 25%から24%に引き下げる方針も示した。18日から適用する。

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