米S&P500種:強気派の壁は08年9月のリーマン破綻前終値

米国株市場では、リーマン・ブラ ザーズ・ホールディングスの破綻をきっかけにした相場下落のすべて を取り戻せるかどうか、強気派の決意が試されている。

S&P500種株価指数は14日、2日連続で一時1245を上回った ものの、前日と同じく2008年9月のリーマン破綻前最後の取引の終値 を上回ることができなかった。ブルームバーグのデータが示した。

08年9月12日の終値である1251.70を上回る展開になれば、今 年7月2日以降21%高となったS&P500種の上昇が今後も続くとの 見方を投資家が強めていることを意味するかもしれない。7月以降の 上昇は、予想を上回る企業利益の発表や、米連邦準備制度理事会(F RB)の国債購入措置に支えられた。

S&P500種の年初来騰落率は11%高。4月に記録した前回の年 初来高値(1217.28)を上回っている。9-10月の上昇率は計13%に 達した。

シェーファーズの上級テクニカルアナリスト、ライアン・デトリ ック氏は14日、リーマン破綻直前の終値について「重大な意味を持つ 水準なのは明らかだ。われわれが問題の発生を認識した水準だ」と指 摘。「この水準に戻った今、相場が一服するのは理にかなっている」と の見方を示した。

14日のS&P500種は一時1246.59に上昇したものの、その後

1238.17まで下落した。13日も同様に1246.73に達したものの、取引 終了直前の1時間で上昇分が帳消しになり、10月26日以来の小幅高 で引けた。15日の終値は1235.23。一時1244.25まで上昇していた。

-- Editors: Joanna Ossinger, Chris Nagi

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Inyoung Hwang in New York at +1-212-617-6289 or ihwang7@bloomberg.net; Whitney Kisling in New York at +1-212-617-7904 or wkisling@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nick Baker at +1-212-617-5919 or nbaker7@bloomberg.net.

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